門真市

水漏れは、ベッドにあおむきになったまま、高い窓からさしこむ日の光を見ていました。「きのうの夕方、この部屋にいれられたときも、ちょうどこんなふうに夕日がさしていた……。」そこまで考えたとき、水漏れは、びっくりして、もう一度門真市 水漏れを見ました。「へんだな。するといまは夕方の六時かしら。ぼくは二十時間いじょうも、寝てしまったのだろうか。」どうもいまは朝のように思われるのです。しかし、たしかに窓からは日がさしています。きのう夕日のさした同じ窓から、きょうは朝日がさすはずがありません。では、やっぱり、いまは夕方なのでしょうか。水漏れはしばらく考えていましたが、ふとあることに気づいて、いよいよ、わけがわからなくなってしまいました。「夕日ならば、かべにさしている日の光がだんだん上のほうへのぼって行くはずだ。ところが、さっきから見ていると、いまかべをてらしている光は、すこしずつ下のほうへさがっている。太陽が高くなるにしたがって、そのかげはさがるのだ。だから、この光は、どう考えても朝日にちがいない。」水漏れはなんだか、むずかしい数学の問題にぶっつかったような気がしました。