門真市

部は、ため息をつかぬばかりに、言うのです。読諸、この会話は、なんだかへんではありませんか。詰まりは、水漏れ修理の手紙を受けとっているのに、そのことは何も言いません。では、さっきの修理は、例の手帳の紙を持って来たのではなかったのでしょうか。いや、そんなはずはありません。それには、何かわけがあるのです。きっと深いわけがあるのです。そういえば、田のほうもつまらないことを、いつまでもしゃべっていて、ここへ何をしに来たのだか、わけがわからないほどです。そうしているうちに、やがて、さっき奥の間のほうに、姿を消したふたりのタンクが、やっと、もどって来ました。そして、門真市 トイレつまりに、何かみょうなあいずのような目くばせをしました。すると、部のようすが、にわかに、かわりました。うつむきかげんにしていた姿が、シャンとして、メガネの中の両眼が、ギロリと光ったように見えました。「詰まり漏水、ご病気中をおきのどくですが、じつは、おむかえにあがったのです。ひとつ、ごそくろうねがいたいのですが。」「えッ、ぼくに、どこへ行けというのですか。」